カラコンを購入するときに、韓国の通販を利用したいという方もいらっしゃいますが、韓国の激安カラコンを購入するときはいくつか注意点があります。
安いカラコンを購入したことが原因でトラブルが発生することもあるので、通販で購入する際は慎重に検討しましょう。
この記事では、韓国のカラコンを購入する際の注意点、選び方のポイント、おすすめの韓国風カラコンをご紹介します。
韓国っぽメイクをカラコンで極めたい方、韓国のカラコンを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
韓国の激安カラコンを通販で購入するときの注意点
韓国風のメイクや髪型がここ数年人気ですが、より韓国っぽ顔に近づけるためにはカラコンが必須!
しかし、韓国のカラコンを通販で購入するときはいくつか注意点があるためご紹介します。
メーカーをチェックする
韓国のカラコンは、日本で生産されていないことで不安を感じる方も多いのですが、実は日本のメーカーも韓国で製造を行っているカラコンは多数存在します。
日本のカラコンは高度医療機器に分類されていて、製造工程で厳格な審査が必要となりますが、それは韓国も同様で、審査に合格することでカラコンの製造が可能となります。さらに、韓国から日本に輸出する際は厚生労働省の許可が必要となることから、品質管理が徹底されているのです。
信頼性の高いメーカーを選ぶようにし、メーカーが不明などと記載されているカラコンを選ばないよう気を付ける必要があります。
メーカーが不明のカラコンは、製造工程などが不透明となることから、選ばないように気を付けましょう。
製造、販売の許可を取得しているか確認する
韓国のカラコンを通販で購入する際、販売店に「第一種医療機器製造販売業許可証」の番号が記載されているか確認するようにしましょう。
日本においてカラコンは、2009年11月より薬事法で医療機器となったため、規定によって厚生労働大臣の承認や都道府県知事の販売業許可が必要となります。
個人で使用することを条件とした個人輸入も可能ですが、その場合は、韓国で一般的に販売されているカラコンでも、日本で承認されていないカラコンを選ぶことになるため、原則自己責任となり万が一トラブルが生じた際の保証なども受けられません。
日本で承認されていないカラコンをどうしても購入したいという方は、個人輸入をするか個人輸入代行サイトなどで注文する必要があり、安全性が保たれていないことを理解したうえで購入することになります。
製法を確認する
韓国のカラコンはカラーが豊富なのも特徴の一つですが、カラコンについている色素が色落ちしてしまったらと不安なこともありますよね。
カラコンの着色構造には、主に3つの方法が用いられています。
- サンドイッチ構造……レンズ素材にプリントされた色素をレンズ素材で閉じ込める
- ラップイン構造(浸透方式)……コーティングされた色素をレンズ素材に浸透させる
- プリント方式……コーティングされた色素をレンズ素材にプリントさせる
おすすめの着色方法は「サンドイッチ構造」です。色素をレンズで挟み込んでいるため、色素そのものが目に触れる心配がなく、レンズの厚みもあるので形が崩れにくいのが特徴です。現在流通しているカラコンは、ほとんどがこのサンドイッチ構造で作られていますが、念のためどのような製法で造られているか確認することをおすすめします。
ワンデータイプを選ぶ
日本のカラコンはワンデータイプや2ウィーク、マンスリータイプが販売されている印象がある方も多いと思いますが、実は韓国のカラコンには1年タイプのカラコンも存在します。
1年タイプのカラコンは、毎日洗浄をして安全に使用する必要があり、正しくケアできないと眼球に傷がついたり、トラブルの原因となることがあります。
そのため、カラコンのお手入れに慣れていない方は、まずはワンデータイプを選んでリスクを回避することをおすすめします。
ワンデータイプのカラコンであれば、使い捨てになるためケアも不要で初心者さんでも安心して使用することができます。
韓国っぽカラコンの選び方
韓国のカラコンを選ぶ際、どのように選べばよいかわからないという方もいらっしゃいますよね。韓国っぽ顔を完成させるには、どんな基準でカラコンを選べばよいかをご紹介します。
メイクに合わせて選ぶ
韓国カラコンを選ぶ際、自分のメイクに合ったカラコンを選ぶことが重要です。
例えば、王道のオルチャンメイクにはナチュラルに瞳が大きく見えるような、自然な発色やさりげなく瞳が大きく見えるカラコンがおすすめですが、クールな雰囲気のメイクなら、立体感があり、ブルー系やグレー系でハーフっぽさを演出するのがおすすめ。
ナチュラルに盛るか、しっかり盛るかによってカラコンを使いわけ、デザインやカラーを選択するようにしましょう。
メイクに合わせたカラコンの選び方は、以下の記事もご覧ください。
カラコンで韓国顔を目指す♡2022年最新カラコン×メイクで憧れのオルチャンフェイスに♪
レンズの仕様で選ぶ
レンズの仕様は、大きさ、使用期間、度入りなどのポイントに注意して選ぶようにしましょう。
カラコンの大きさは、レンズの直径を表すDIAと、レンズの色が着いている部分を表す着色直径という値があります。DIAは大きすぎると瞳が酸素不足になってしまう原因にもなるため、注意が必要です。
着色直径は、大きいほど瞳を大きく見せる効果がありますが、あまりにも大きすぎると反対に不自然に見えてしまうこともあるため、メイクや雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。
使用期間はワンデー、2ウィーク、マンスリータイプが一般的ですが、前述したように韓国のカラコンには1年タイプもあります。気に入った好きなレンズを長期間使用したい方は、マンスリータイプや1年タイプがおすすめですが、毎日洗浄や消毒をするなど管理をする必要があります。
最後に、目が悪く普段から眼鏡やコンタクトレンズを使用している方は、度入りのレンズを使用する必要があります。また、乱視用のレンズも販売されているため、乱視が入っている方は乱視用カラコンを選ぶとよいでしょう。
レンズの仕様による選び方について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
カラコンのDIA・着色直径・BCとは?初心者さん向け選び方・買い方も
BCや含水率で選ぶ
カラコンは自分の目に合ったものを選ぶ必要がありますが、そのためにBC(ベースカーブ)を眼科で測定する必要があります。BCは、レンズの内側のカーブのことで、目のカーブは人によって異なるためどのレンズが合うかは個人差があります。
眼科で「カラコンを購入するためにBCが知りたい」と伝えれば、BCを測定してもらえます。自分の目に合っていないカラコンを選んでしまうと、圧迫されているように感じたり、眼球を傷つけてしまったりするため、慎重に選びましょう。
また、含水率もカラコンを選ぶうえで重要なポイントです。
カラコンに含まれている水分を表す数値で、50%以上が高含水、50%未満が低含水となりますが、これらはメリットもあればデメリットもあり、自分の瞳に合った含水率のレンズを選ぶ必要があります。
高含水レンズは、水分を多く含んでいるため着け心地が良いですが、レンズが乾くと瞳の水分が吸収されてしまうため、長い時間装着する方には向いていないレンズです。低含水レンズは、水分が少なくレンズが硬いですが、水分を多く必要としないため瞳の水分が奪われにくく、ドライアイ気味の方におすすめです。
含水率について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
目に優しいカラコンの選び方! 含水率ってなに? カラコンユーザー必見のポイントとおすすめアイテムを紹介
まとめ
韓国のカラコンを選ぶ注意点やポイントをご紹介しました♡
韓国風のメイクを完成させるために必須であるともいえるカラコンですが、海外のサイトなどで個人輸入することはリスクが伴うということも覚えておく必要があります。
安全面がどうしても心配だという方は、日本の厚生労働省から販売許可を得ている安全なサイトで購入することをおすすめします。
韓国風メイクをカラコンで再現したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
※コンタクトレンズは高度医療機器です。必ず眼科医の指示に従って正しくご使用ください。